楠家末裔画家

ふかさか みなみな画家名です。20年ほどこの名前で活動してきました。今までの絵画には「MINAMI」のサインを入れています。本名は「河内道子」です。敏達天皇、橘諸兄、楠正成、楠正達を先祖とする橘氏楠家末裔河内家嫡流となります。

岡山にある父方の実家の後継となり、今後は本家業が私の人生の主軸となります。そして、画家としての活動の根源もこの名前にあることが分かりましたので、本名を公表することになりました。

私の父方の実家が、岡山の旧家の本家です。2023年末に本家の跡継ぎである伯父が亡くなりました。伯父と父は養子縁組をしています。本家の跡を継ぐ子供が私だけなので、私が跡継ぎをしなければ本家が途絶えてしまいます。ここ数年、神社関係や神道とご縁が続いていました。先祖を大切にすること、先祖代々が繋がる神々との繋がりがどれだけ大切なことかを伝えてくださる方々とご縁が続いていました。そして、長年続いてきた本家を私の代で終わらせてはいけないと強く思うようになり、今、本家業をしている伯母から色々と話を聞き引継ぎをしています。

 

まず、3つの墓地があります。500年前からのもので、1代目は古墳、2代目、3代目の墓地はとても広く先祖だけの墓が沢山あります。

そして、この墓地の古い巻物があります。この巻物の名前は「祖先霊記」と記されており、初頭に墓地の絵図、そして墓石主、墓跡名、年代が表として記されています。

また、系図が2種類あります。それには、敏達天皇、諸兄、楠正成、賢秀、等の名前が記されており、高祖父の名前まで続いています。

本家と数件の分家だけで墓管理をしてきています。この内容は世に出すべきであり、私一人では管理は難しいと思い、信頼できる知人に相談し、ここ半年の間色々な関係者と会い、会に通いました。

 

楠家は日本の芸術家を出している家系でもあります。私がご縁が強くあり、絵画も数点御奉納させていただいている天河大弁財天社も、楠家の末裔である観阿弥世阿弥が能面を奉納されています。

 

私自身が育った環境では、神道や祭祀をおこなう機会がなく、独学で真理を探求し自己浄化し美しい統合の世界を開き絵を描いてきました。

今、神道や日本の伝統の道を勉強していますが、私が発見した真理の道と同じであることに感動しています。

 

私は、絵や言葉を通して自分が見つけた真理や、一つの悟りの境地を超え、調和の美しい世界を人に伝えたいと思ってきていましたが、孤独感が拭えませんでした。しかし、今回本家の跡継となり、先祖代々が残してくれたものがあり、先祖との繋がり、神々との繋がりが染み渡るようになり、深い心の暖かさや至福感を感じるようになりました。

 

人との繋がりが少しずつ順調に運ぶようになっており、今後自分が地球の一員として使命を果たして生きていくための現実的な道が開けていっていることに、心から感動しております。

 

資本主義体制での営業や販売に心が疲れてしまい、制作との両立が難しく、損得勘定や承認欲求の満足や利益を取ることの荒波と、絵の思想が相容れず彷徨っていました。

 

しかし、万物生成の感謝と感動が第一にあり、人々、先祖代々、神々、地球、宇宙、天界と繋がり、それらの輪と恵みで生存し、精神のエネルギーが高まるという真理を真っ直ぐに進む道が開かれていっています。

 

現在の活動は以下の通りです。

 

四條畷は楠正行公ゆかりの場所です。私は楠正行研究会の会員として活動をはじめまています。この会を発足し全人生捧げられた方が昨年お亡くなりになられ、今この会の再起に協力しています。地域の活性化、四條畷の歴史上の人物の功績を研究し、後代に繋げていくという目的です。正行公をお守りされている方々と共に活動しています。

 

湊川神社の同族会では、楠家の子孫の方々と交流を広げ、神社の例祭に参加し、祭祀を共におこなっています。また、楠家の氏神である建水分神社、楠正成のゆかりの地である千早赤坂村の会にも参加しています。

 

そして、祭祀の深い意味について学ぶようになり、その壮大な世界観に感動を覚えています。

「祭祀の道普及会」を信頼できる方々と発足しました。これから様々な方々に協力を求め、広げていきたいと思います。ちなみに私はこの会の会長を務めます。

 

私が絵を描いてきた過程そのものが祭祀をおこなっていたことがわかりました。自分の精神や心を、隠し事なく見つめ、汚れを祓うことを続けることで、精神の奥にある美しい統合の調和の世界が広がりました。曼荼羅の世界です。そこでは小さな生命が燦々と輝いています。破壊と創造が瞬時に起こる異次元の世界です。ミクロとマクロが交差しエネルギーが放出されます。

 

私の絵画制作は、万物生成への感動と感激を表現したものであり、作品を通して、美しい世界を人々に繋げていくために、絵画作品を神社の御祭神に奉納し、作品を御神霊、御霊、和魂、祖霊の依り代とした上で、人々にお渡ししたいと思うようになりました。

 

そして、一番の活動の拠点は先祖の墓の管理等の本家業です。系図の内容が奥深く、読解すれば色々なことが分かります。私一人では読解が難しく、今系図と祖先霊記の研究会を立ち上げています。他の古文書などとも照らし合わせたり、大学の論文を調べたりしています。いまの時代はネットで色々な情報を知ることができます。

 

私は感性で絵を描く画家ではありますが、見えない世界を感じる反面、論理的思考が強く、世界を論理で伝えることに固執しているところもありました。しかし、神道や祭祀の勉強を進めるにつれ、人間が繋げてきた道の奥深さを知り、論理の中に大きなエネルギーが入り高次元へと膨張し、そこに八百万の神々との繋がりが光となる道であることを知っていっています。

 

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